【電撃のはずが…】岸田総理のウクライナ訪問。到着前の報道を与野党議員らが問題視。小野寺氏「米大統領訪問は事後の報道」玉木氏「危機管理上問題」河野氏「なんで総理が安全な地域に戻ってから報道しないのか」
岸田総理がインド訪問を終えた後、ポーランドを経由してウクライナに入り、ゼレンスキー大統領と会談を行った。
令和5年3月21日(現地時間)、岸田総理は、ウクライナのキーウを訪問しました。
総理は、ヴォロディミル・ゼレンスキー大統領と首脳会談を行いました。
引用元 ウクライナ訪問
岸田総理のウクライナ訪問及び、ゼレンスキー大統領との会談には「よくやった」と評価の声があがる一方で、電撃訪問だったはずが、ウクライナ到着前に報道が流れてしまったため、電撃ではなくなってしまったことが問題視されている。
【独自】岸田首相がウクライナ電撃訪問へhttps://t.co/EtoeGCIRIn
岸田首相がウクライナを電撃訪問。訪問先のインドから極秘で、21日、ウクライナに向かいました。経由地のポーランドでの姿をNNNのカメラが捉えました。この後、首都キーウで、ゼレンスキー大統領と会談するとみられます。 pic.twitter.com/cTm5pdM59a
— 日テレNEWS (@news24ntv) March 21, 2023
政府・与党の関係者によりますとインドを訪れていた岸田総理大臣は、すでにインドを離れ、現在ウクライナに向かっているということです。きょう中に到着し、ゼレンスキー大統領と首脳会談を行うものとみられます。https://t.co/0ImIFQ04nZ#nhk_video pic.twitter.com/w4pj6aqBEH
— NHKニュース (@nhk_news) March 21, 2023
電撃でなくてはいけない理由は、戦時下において、訪問する側の安全確保はもちろんだが、相手側の安全も配慮しなくてはいけないからだ。
マスコミの報道に疑問の声があがる。
岸田首相がウクライナを訪問する事を日本テレビが報道。経由地ポーランドで首相の姿を捉えた。これでゼレンスキー&岸田会談が行われる事をロシアが掌握。首相だけでなくゼレンスキー氏の命も危機に晒す事が分らないのだろうか。なぜ事後にこの映像を含め報道しないのか疑問 https://t.co/iEkF2x4fzx
— 門田隆将 (@KadotaRyusho) March 21, 2023
極秘訪問のはずなのに、日テレは岸田首相のポーランド到着も列車乗り換えも取材できている上に、「列車を乗り換えウクライナに向かう」とかリポートしており、当該情報はあらゆる言語で速報されていて、日本の首相やっちまおうぜという輩にとっては大チャンスすぎて、こんなんでいいのかほんと疑問。 https://t.co/Pij24gGyae
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA新作『騙されないための中東入門』発売中 (@IiyamaAkari) March 21, 2023
岸田総理のウクライナ電撃訪問は、日本の歴史に残る快挙だといえるが、報道各社の一報は、総理がキーウ到着された後でもよかったのではないか。こういうときは安全第一でしょう。
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) March 21, 2023
バイデン大統領がウクライナ訪問をした時は、情報統制が成されていたのか、マスコミが報道を控えていたのかは定かでないが、事後報道だった。与野党の国会議員らも到着前の報道を問題視。
#岸田総理 のキーウ電撃訪問、#ゼレンスキー大統領 との直接会談は大変有意義です。しかも中国の周主席が訪露、プーチン大統領との会談直後のタイミングで重要です。しかし、総理が列車移動中でのマスコミ報道合戦、危機管理が憂慮されます。米大統領訪問は事後の報道でした。https://t.co/3lhhnipVaw
— 小野寺 五典 (@itsunori510) March 21, 2023
習近平国家主席のロシア訪問と同時期の岸田総理のキーウ訪問は、G7議長国として意義のあるものと評価していますが、情報管理の甘さは指摘せざるを得ません。バイデン大統領もポーランドから陸路で訪問しましたが事前の情報漏洩や報道はありませんでした。危機管理上問題です。 https://t.co/DQfY5ld5qe
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) March 21, 2023
なんで総理が安全な地域に戻ってから、報道しないのかな。行きますというのを半日早く報道することに社会的な意義があると思っているのかな。
— 河野太郎 (@konotarogomame) March 21, 2023
電撃訪問…?こんな風に到着前にがっつり報道されて?到着するまで情報が漏れなかった米国のようにならない日本の情報漏洩防止体制と報道が本当に…。この件に限らず毎度毎度政府内部の情報も漏れすぎですし、もっと危機感をもって対応考えないと国民は勿論情報共有する外国からも信用されないよ…。
— 小野田紀美【参議院議員/岡山】 (@onoda_kimi) March 21, 2023
岸田総理のキーウ訪問、ゼレンスキー大統領との会談は極めて有意義ですが、政府の情報管理やマスコミ報道合戦に違和感しか感じません。その報道を嬉々として拡散する与党議員も大丈夫か心配になるレベル。 https://t.co/SNm1PMRrK5…
— 足立康史 衆議院議員 (@adachiyasushi) March 21, 2023
リークしたのは誰だ。そんな声がネット上から聞こえてくるが、産経新聞は、外務省が岸田総理がキーウ到着前に発表していたことを報じた。
河野太郎デジタル相は21日、岸田文雄首相のウクライナ訪問を巡る報道に疑問を呈した。ツイッターに「なんで首相が安全な地域に戻ってから、報道しないのかな」と投稿した。ただ、外務省は首相のウクライナ訪問を首都キーウへの到着前に発表している。
本当に外務省にはあきれるしかない。しかし、外務省も愚かだが、テレビで速報が流れたのは外務省の発表前だったと思う。誰かがリークして報道が動いたと考えるべきだろう。
マスコミの中では、いち早く報じたものが偉いらしいが…
朝日の記者が、誰よりも早く岸田ウクライナ訪問に気づいて報じた記者が一番エラい、みたいな、とてつもなくズレた感覚を堂々と披露していてジワるな。んで、記者失格なら、今ごろはもうとっくに記者は辞めてるってことでいいはずよな。 https://t.co/l45Y9AxCMg
— 飯山陽 Dr. Akari IIYAMA新作『騙されないための中東入門』発売中 (@IiyamaAkari) March 21, 2023
それでも、たとえ情報を事前に入手していたとしても、今回のケースではマスコミは報道を控えるべきだった。記者らが情報に飛びつくのは仕方ないとしても、ゴーサインを出したのは上層部のはずで、上が正しい判断ができないのは大問題だ。