【踏み絵か?】ゼレンスキー大統領、習主席をウクライナに招待




面白いニュースだ。

ウクライナのゼレンスキー大統領が、中国の習近平国会主席をウクライナに正式に招いたという。

ウクライナのゼレンスキー大統領が中国の習近平(シーチンピン)国家主席を、ウクライナへ正式に招いた。AP通信が29日に報じたインタビューで語った。

ゼレンスキー氏はこの中で、「私たちはここで習氏と会う用意がある。会談を希望する」と語った。「全面戦争」以前は同氏と接触があったものの、この1年以上は連絡を取っていないと述べた。

習氏はロシアのプーチン大統領と近い関係にあり、ロシアがウクライナ侵攻を始めてからさらに経済的、政治的なつながりを深めてきた。

習氏が今月ロシアを公式訪問し、両首脳は幅広い連携を確認したが、ウクライナ侵攻をめぐる突破口は開けていない。

ゼレンスキー氏はインタビューの中で、東部バフムートで続くロシアとの激戦にも言及。ウクライナが負ければ、プーチン氏は欧米や国内、中国、イランに勝利を売り込み、さらに攻勢を強めるだろうと危機感を示した。

引用元 ゼレンスキー氏、習近平氏をウクライナに招待

中国はロシアのウクライナ侵攻については中立を主張している。しかし、西側陣営から見ればどう見てとロシアよりなのは明白だ。習主席は22日、ロシアを訪問し、プーチン大統領と会談を行い、中国とロシアが共に「平和と安定」を推進していくと宣言した。それならばとばかりにゼレンスキー大統領は習主席をウクライナに招いただろうか。

もし習主席がウクライナ訪問を拒否すれば中立が偽りであることが白日の下になり、行けばプーチン大統領から反感を買うはずだ。非常に面白い手をゼレンスキー大統領は打ってきた。踏み絵ともいえる。だが、あらかじめロシア側に根回しして、形だけのウクライナ訪問をする可能性は十分考えられる。それほど中露は密接な関係にあると思っている。







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