【林芳正外相の訪中は何だったのか?】「日中高級事務レベル海洋協議」日本が尖閣侵入停止を要求⇒中国、尖閣諸島における主権侵害の停止を要求
10日、日中両政府による「日中高級事務レベル海洋協議」が東京都内で開催され、日本側は中国による東・南シナ海への海洋進出に深刻な懸念を伝え、中国海警局船による沖縄県・尖閣諸島沖の領海侵入を直ちにやめるよう要求。
日中両政府は10日、外務、防衛、海上保安などの当局者による「日中高級事務レベル海洋協議」を東京都内で開催した。日本側は中国による東・南シナ海への海洋進出に深刻な懸念を伝え、中国海警局船による沖縄県・尖閣諸島沖の領海侵入を直ちにやめるよう要求。「台湾海峡の平和と安定の重要性」も訴えた。
また、日本側は中国とロシアの連携した軍事活動についても深刻な懸念を伝えた。
日本と中国の両政府が海洋問題について話し合う「高級事務レベル海洋協議」が都内で開かれ、日本側は中国が日本周辺でロシアとの連携を含む軍事活動を活発化させていることに深刻な懸念を伝えました。
すると、中国側は日本に尖閣諸島や台湾を巡り、主権侵害の停止を要求してきた。
日中両政府が10日開催した「高級事務レベル海洋協議」で、中国側は沖縄県・尖閣諸島や台湾を巡り、中国の領土や主権を侵害する言動を停止するよう日本に要求した。中国外務省が明らかにした。
引用元 中国、日本に主権侵害の停止要求
2日、日中首脳会談が中国・北京で行われ、林芳正外相が、尖閣諸島をめぐる情勢を含む東シナ海情勢について、深刻な懸念が伝えたばかりだ。
林大臣から、尖閣諸島をめぐる情勢を含む東シナ海情勢、ロシアとの連携を含む中国の我が国周辺での軍事活動の活発化等について深刻な懸念を改めて表明しました。双方は、安全保障分野を含めた意思疎通の重要性を改めて確認しました。双方は、近く日中高級事務レベル海洋協議が4年振りに対面で再開されることを評価するとともに、日中防衛当局間の海空連絡メカニズムの下でのホットライン設置完了を歓迎しました。また、東シナ海の資源開発に関する「2008年合意」を推進・実施していくことで一致しました。さらに、林大臣から、台湾海峡の平和と安定の重要性について述べました。また、南シナ海の状況に対する深刻な懸念を改めて表明しました。加えて、林大臣から、ALPS処理水の海洋放出について我が国の立場を改めて明確に述べるとともに、香港、新疆ウイグル自治区等の状況に対する深刻な懸念を改めて表明しました。
「林芳正外相の訪中は一体何だったのか?」と有本香氏。
永田町きっての親中派、林芳正外相の訪中は一体何だったのか? いいかげんにしなさいよ。https://t.co/CzDTWFsziY
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) April 10, 2023
日中外相会談が全く意味がなかったということだ。ネット上でも今回の外交の失敗が指摘されている。本来、批判の矛先は中国に向かうべきだが、対中外交の無能ぶりに怒りの矛先は外相や外務省に向かっているようだ。