【安住氏は「大義ない」とけん制してたけど大丈夫?】泉代表、防衛増税、少子化対策巡り「実施前に衆院を解散して国民の信を問うべき」
立憲民主党の泉健太代表は、防衛力強化に伴う増税や少子化対策財源への社会保険料充当といった負担増を巡り、実施前に衆院を解散して国民の信を問うべきだとの考えを示したそうだ。
立憲民主党の泉健太代表は11日、防衛力強化に伴う増税や少子化対策財源への社会保険料充当といった負担増を検討する岸田政権に対し、実施前に衆院を解散して国民の信を問うべきだとの考えを示した。
次期衆院選に向け「自民党に対抗する野党の枠組みをつくる」と強調。他の野党に対し「自民と対決する意思があるのか、各党の本気度が問われる」と訴えた。
千葉県浦安市で記者団の質問に答えた。
本当に解散要求して大丈夫なのか?
安住淳国対委員長は、3月28日に早期に衆院解散・総選挙が行われる可能性について、「われわれ野党は受けて立たなければいけない。いいチャンスかもしれない」と受けて立つといった姿勢を見せたが、同29日には「いきなり解散は、やったらよほどの党利党略ではないか。大義がない解散は今までほとんどない」とたった一日で意見を変えた。冷静になって、よほど早期解散は都合が悪いと見たのだろう。
泉代表はそういった党内事情を考えているのだろうか。数日後に安住氏のように「解散は大義がない」とか言い出さなければよいが。
また、泉代表は「自民党に対抗する野党の枠組みをつくる」と言っているようだが、日本維新の会は現在国会での連携も凍結中だし、国民民主党との連携も絶望的だろう。残るのは日本共産党や社民党やれいわ新選組といつものメンバーだ。足元を見ない発言は相変わらずだ。