大問題!徴用工問題で、我国の企業の韓国国内資産を韓国の地裁が追加差押命令の新展開が発生!!
先月、尹大統領が徴用工問題の解決策を公表し、訪日を果たしたことで節目を迎えた日韓関係。岸田総理、そして林外相も尹大統領が公表した解決策について歓迎の意向を示している。
未来志向の日韓関係になることを期待したが、韓国国内の様子は我国と異なるようだ。
なんと我国企業の韓国国内の資産を追加で差し押さえる命令を韓国の地裁が出したというのだ。関係改善が期待された日韓関係。尹大統領、そして岸田総理、林外相はどのように対処するつもりなのか。
尹大統領が解決策を公表したものの、追加で差押え命令が出した韓国地裁!!
訪日前に徴用工問題の解決策を公表した尹大統領。文前大統領が史上最悪にした日韓関係を改善しようとする姿勢を窺い知ることができた。
尹大統領は徴用工問題の解決策に自信を示し、読売新聞のインタビューに次のように答えている。
韓国の 尹錫悦大統領は14日、ソウルの大統領府で読売新聞の単独インタビューに応じた。日韓最大の懸案である元徴用工(旧朝鮮半島出身労働者)訴訟問題の解決策を出したことを踏まえ、16日からの日本訪問で日韓関係を正常化することに意欲を示した。元徴用工問題が再燃する可能性については「心配には及ばない」と強調した。
(出典 首相官邸)
日韓関係を改善しようと努める尹大統領の姿勢は素直に評価することが出来る。しかし、だ。政治指導者が判断をしても世論で覆ることがこれまでもあった。その代表例が元慰安婦に関する日韓合意だ。
徴用工問題を解決しようとする尹大統領。さっそくその前に立ちはだかる事態が発生した。
いわゆる徴用工訴訟問題で、韓国の大田(テジョン)地裁は5日までに、三菱重工業が韓国内で保有する特許権4件(計約6億8000万ウォン=約6800万円相当)を追加で差し押さえるよう命じた。原告支援団体が発表した。下級審で三菱重に勝訴し、最高裁で審理が続く元女子勤労隊員ら4人が資産の押収を申請していた。
もちろん、韓国も我国と同様に三権分立の統治機構を採っている。地裁の判断とはいえ、尹大統領が示した解決策の実現、そして何よりも日韓関係の改善に水を差すのは間違いない。
尹大統領が公表した解決策に歓迎の意向を示していた岸田総理と林外相。この地裁の判断になに思うのか。
一筋縄ではいかない日韓関係の改善。徴用工問題、そして他の問題もしっかり解決した上で、未来志向の日韓関係を構築してもらいたい。