テロ対策の専門家が「安倍元総理の襲撃で、山上被告がヒーローのように扱われ、注目されました」とテレビ朝日の番組内で大指摘!テロの報道のあり方を見直すべきでは??人の命を何だと思っているの??
現職総理が狙われたテロ事件。メディアは何を思ったのか、テロリストの過去の行動や動機を探ろうと懸命だ。
テロリストの主張を報道する必要があるのか。報道すればテロリストの思い通りということすら理解していないのが我国のメディアだ。
テレ朝は犯罪テロ対策に詳しい専門家にインタビューを行っていた。その専門家からはメディアへの苦言とも受け取れる発言が飛び出している。
テロリストの主張を垂れ流しにするメディアの姿勢。今後は一切やめてもらいたい。
メディアこそ従来のテロリストの主張の垂れ流し姿勢を改めよ!
昨年は安倍元総理が凶弾に斃れ、今年は岸田総理が狙われるテロが発生した。昨年のテロと今年のテロで浮き彫りになったのが我国のメディアの異常さだ。
テロリストへの同情を誘っているのか、ご丁寧にテロリストの主張を垂れ流しにしているのだ。いかなる理由があろうともテロに正当性など与えて良い訳がない。
テレ朝が今回の岸田総理へのテロに対して、昨年の安倍元総理を狙ったテロリストの模倣犯かと報道している。その報道の中でインタビューに応えた専門家が語った内容に注目すべき点がある。
(Q.去年7月、安倍元総理の銃撃事件を起こした山上徹也被告との類似点は感じますか)
福田充教授:「安倍元総理の襲撃で、山上被告がヒーローのように扱われ、注目されました。社会的弱者が報復に成功して、ヒーローに見えた可能性があります。山上被告と自分を同一視させることで、自分自身も選挙期間中に総理を襲えるかもしれない。
(中略)
こういう大きな事件を起こしてしまう人の共通点は、論理が飛躍することです。個人的な怨恨を社会のせいにして恨みをはらそうとする。近年増えている自暴自棄犯罪にも近いですが、そういった傾向にある『ローン・オフェンダー』と言えるかもしれません」
専門家が「安倍元総理の襲撃で、山上被告がヒーローのように扱われ、注目されました」と語っているのだ。その上で模倣犯かもしれないとも指摘しているのだ。
テロリストが「ヒーローのように扱われ、注目されました」という状況を作ったのは紛れもなくメディアだ。
今回の岸田総理へのテロでもメディアは動機を探ることに懸命になっているが、昨年の時と同様にテロリストの主張を垂れ流すつもりなのか。
これが、先日の岸田総理襲撃に繋がったのかもしれない。テロリストを擁護したり、持ち上げたりするのは言語道断だ。結局人殺しでしかない。人を殺してはいけないことは、議論の余地なく明白だ。
テロリストに同情する必要など何一つない。メディアはテロ、そしてテロリストについての報道について、大猛省すべきだ。