【国民が慎重になった原因はあなた達】鳩山氏「国民は政治を変えようとしないのはなぜなのか」⇒迂闊に政治を変えたらダメだって学びました。
鳩山由紀夫元総理が「徳川幕府時代の世界のGDPの日本のシェアは3%と言われている。鎖国の時代である。日本のシェアのピークは1994年村山政権の時で17.9%もあった。そこから下降を続け、遂に昨年は4.2%まで落ち込んだ。ほぼ鎖国時代と変わらぬところまでだ。それでも国民は政治を変えようとしないのはなぜなのか」とツイート。統一地方選挙と衆参補選の結果を受けてのものだろう。
徳川幕府時代の世界のGDPの日本のシェアは3%と言われている。鎖国の時代である。日本のシェアのピークは1994年村山政権の時で17.9%もあった。そこから下降を続け、遂に昨年は4.2%まで落ち込んだ。ほぼ鎖国時代と変わらぬところまでだ。それでも国民は政治を変えようとしないのはなぜなのか。
— 鳩山友紀夫(由紀夫)Yukio Hatoyama (@hatoyamayukio) April 23, 2023
ところが、投稿を巡り、鳩山氏に辛辣な意見が殺到していた。
その結果を受けての、鳩山氏のツイートだが、400近いコメントが寄せられている。
《一度、変えた気になったら、地獄になったからです。貴方から続く三代の事です》
《それはですね、野党があまりにもひどすぎるからですよ。自民党に投票したいのではなく、野党に投票したくないんです》
《13年前に酷い目に遭わされたのでね、そう簡単には任せられないんだ。何故って当時政権を握っていた彼等は、あの頃を反省する素振りすら見せないから。あの頃造船業界に居たんだけど、もう絶望感しか無かったよ》
など、そこには辛辣な回答がほとんどだ。また、GDPのくだりには
《徳川幕府時代の世界のGDPの日本のシェアと、1994年村山政権の時の日本のシェアを比較は時代が異なるし、比較は難しいでしょ。鎖国時代と現代を比較することも、経済状況や国際関係が異なるから適切じゃない。(中略)数字だけを誤読する典型例》
との指摘もあった。ちなみに今回の補選で、鳩山氏が唯一、応援に入ったのが衆院山口2区。前防衛大臣の岸信夫氏の勇退に伴い、長男の岸信千世氏が立候補した選挙区だ。その“世襲”を批判して立候補した元法務大臣の平岡秀夫氏を応援するため、現地入りしたのだが、平岡氏は、約5800票差で敗れている。
SNSには
《平岡さんは世襲を批判していたのにキングオブ世襲な鳩山由紀夫が来るのは明らかに筋悪いだろ》
《平岡さんの敗因は鳩山さんが応援したこと》
との声も。「ごもっとも」な指摘ではないか――。
まさにその通り。コメントにもあるが、迂闊に政治を変えてしまってはとんでもないことになると教えてくれたのが鳩山氏ら民主党ではないか。あのおかげで日本人はより慎重になったと言って過言ではない。
鳩山氏は「国民は政治を変えようとしないのはなぜなのか」と言うが、立憲民主党は躍進どころか日本維新の会に野党一党を脅かされ、国民民主党のもじわりじわりと支持を獲得し始めている。そっちの方に危機感を持った方がいいのでは?