立憲・板橋区議「「揚げ足を取って更迭要求」なんてものは本当にもうやめてください。こういうのに有権者は心底辟易しています」

谷国家公安委員長が岸田総理の演説先での爆発事件発生の連絡を受けたあとも、うな丼はしっかり食べたと発言したことについて、立憲民主党の議員が２６日の参議院本会議で「『うな丼大臣』は即刻、更迭してもらいたい」と更迭を要求したが、岸田総理は否定した。

最近も正確性が確認されなかった総務省の文書を巡って立憲民主党は高市早苗経済安全保障担当大臣に辞任を迫っていた。

こういった立憲民主党の国会での姿に、板橋区議会選挙に当選した同党の中妻じょうた区議が「過酷な統一地方選挙を潜り抜けた者として、どうしてもこれだけは言いたい。「揚げ足を取って更迭要求」なんてものは本当にもうやめてください。こういうのに有権者は心底辟易しています。選挙戦を通じて痛切に感じました。大臣の首取れば政権交代が近づくなんてことはもはやない」とツイッターで苦言を呈した。

過酷な統一地方選挙を潜り抜けた者として、どうしてもこれだけは言いたい。

「揚げ足を取って更迭要求」なんてものは本当にもうやめてください。

こういうのに有権者は心底辟易しています。
選挙戦を通じて痛切に感じました。

大臣の首取れば政権交代が近づくなんてことはもはやない。#立憲ボイス

— 中妻じょうた 板橋区議会議員 立憲民主党 (@nakatsuma) April 27, 2023

他にも、統一地方選を戦って同じ思いを抱いた地方議員は多くいるのではないか。高市大臣辞任要求を巡っては、国会を空転させたと批判の声があがった。その直後に所属議員による「サル発言」や、メディアへの圧力ともとれる発言もあり批判は高まった。また、それに伴う党の処分も「甘い」と批判があがっていた。すべて統一地方選直前の出来事なので、立憲民主党の候補者たちは党本部が起こした逆風の中で戦ったことになる。

泉健太代表も代表就任直後は対決路線から提案路線への転換を重視し訴えていたが、結局は皆さんがご存じの通りだ。何も変わらない。地方からこういった声がどんどん出てくれば少しは変わることができるだろうか。

中妻氏のツイートには「驚いたなぁ・・凄くマトモ・・・」「貴方のような賢明な方がいれば自民党はもっと緊張感が出てくるんですが…」「おー、立民からこういう声が上がった。しかし執行部は受け止める事ができないだろう」「立民内にそうやって声を挙げる人がいるのは嬉しい。けど、もう手遅れだと思う」などのコメントが投稿されていた。