枝野氏「最大野党として他党に遠慮や、すがっている印象を与えた可能性があると反省している」

立憲民主党の枝野幸男前代表が「最大野党として他党に遠慮や、すがっている印象を与えた可能性があると反省している」と述べたことを共同通信が伝えた。

　立憲民主党の枝野幸男前代表は29日、動画投稿サイト「ユーチューブ」の生配信で、自身が代表だった2021年衆院選小選挙区での野党候補一本化を巡り「最大野党として他党に遠慮や、すがっている印象を与えた可能性があると反省している」と述べた。

枝野氏は21年衆院選で、共産党を含む野党共闘路線を主導した。この日のユーチューブでは、候補者一本化について「戦術論として正しいが、他の野党の力を借りて勝とうとしているという見え方では勝負にならない」と語った。

次期衆院選を見据え、衆院定数465の半数以上の候補者を選挙区で擁立すべきだとも強調した。

引用元　枝野氏、21年衆院選を反省　一本化巡り「遠慮の印象」

個人的には、すがっていたのは共産党に対してだけで、国民民主党や社民党は属党扱いで、日本維新の会は敵視していたという感想だ。そして、すがって見えた相手が共産党だったことが問題だったのではないかと考える。

ネット上には「そういう戦略面ではなくて、自分で作った政党なのだから民主党失敗の反省を活かしてきちんと理念を持った政党にすべきだった」「よくマスコミも立民も選挙の度に一本化というが、思想も政策も擦り合わせが出来てない状態の民主党に政権を託した結果、有権者は一体何を見せつけられているのかというぐらいに酷く、学級崩壊と言われて離れたり、またくっついたりと無意味なことに有権者は辟易している」「枝野さん、いまだに根本的な問題を理解していないように思う。大局的に立憲のリベラル政策が、受け入れられなくなったのではないか」「遠慮しているイメージなんかなかったです。組んだ相手が、共産党ですから・・・そこに抵抗ある人が多かったのだと思います」という指摘が投稿されていた。