大正論!細野豪志氏「マスコミがテロリストの主張を大々的に報じ、国会も動いた。そして先日の模倣犯。日本の民主主義は危機にある」と大主張!民主主義をテロやファシズムから守ろう!!
岸田総理を襲ったテロリストが黙秘を続けていることによってメディアが懸命に人物像や主義主張を探ろうとしている。
しかし、だ。テロリストの主義主張を報じる必要性がそもそもあるのか。テロリストの主義主張の喧伝を手助けしている感もある。
そうしたメディアの姿勢に対して厳しい目を向けているのが細野豪志氏だ。民主主義の危機だとも指摘する細野氏。メディアには自らの報道内容を検証してもらいたい。
大正論の細野氏!メディアは細野氏の主張を聞け!
岸田総理が襲われるテロ。そして国会に爆破予告が届くなど我国のテロへの対応が問われている。
その中で気になるのが我国のメディアの姿勢だ。まるでテロリストの広報担当のようにテロリストの主義主張を報じているのだ。
そうしたメディアの姿勢に厳しい目を向けているのが細野氏だ。
自民党の細野豪志衆院議員(51)が21日、自身のツイッターを更新。日本の民主主義の危機を訴えた。
(中略)
続けて「昨年、マスコミがテロリストの主張を大々的に報じ、国会も動いた。そして先日の模倣犯。日本の民主主義は危機にある」と主張。昨年7月に安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件、今月15日に起きた岸田文雄首相の演説会場で筒状のものが投げ込まれ爆発した事件と民主主義の根底を揺るがすような事件が続いたことに言及した。
(出典 衆議院)
大正論とした言いようがない。「昨年、マスコミがテロリストの主張を大々的に報じ、国会も動いた。」、こうした事実をメディアはどのように受け止めているのか。
さらに細野氏は次のようにも語っている。
20日に細野氏は自身のツイッターで「岸田総理を襲撃した男の人物像、テロの動機について報道合戦が始まった。私はこれらの報道に「売れる」という以外の価値を感じない。卑劣なテロ行為がなければ、男の政治や選挙制度に対する不満(単なるわがまま)を人々が知ることはなかった。あの男はすでにテロにより目的の半分を達成したと言えるかもしれない。テロが自らの主張を世間に知らしめる有効な手段になってしまったのだ」などとツイートしていた。
こちらも大正論だ。細野氏が指摘するようにまさに報道合戦で、毎日新聞に至っては「スクープ」として報じる始末だ(参考)。
細野氏の言うようにメディアの手によって「目的の半分を達成した」と言える今回のテロ。メディアの自らがテロリストに主義主張を伝える役割を果たしてしまっていることに気が付いていないのか。
テロリストの主義主張を喧伝するメディア。もはや「メディア」と名乗る資格はない。