立憲・小沢氏、タイム誌見出し修正について「外交ルートで醜い圧力をかけたのだろう」
米タイム誌が岸田総理の紹介記事の見出しが「岸田氏は日本を真の軍事大国にしたいと望んでいる」となっていたことに対して、見出しと中身が異なっていると外務省が異議を伝えたところ「岸田氏は日本により積極的な国際舞台での役割を与えようとしている」に修正された。
岸田文雄首相の記事を掲載した米誌タイムに対し、外務省が見出しと中身が異なっているとして異議を伝えたことが分かった。政府関係者が11日、明らかにした。10日午前の同誌電子版の見出しは「岸田首相が平和主義だった日本を軍事大国に変える」だったが、11日午後の時点で「平和主義だった日本に、国際舞台でより積極的な役割を与えようとしている」に差し替わっている
政府関係者は「修正を求めたわけではないが、見出しと記事の中身があまりに違うので指摘した。どう変えるのかはタイム誌の判断だ」と説明した。
内容については、松野官房長官も「分断防ぐ指導者との論調となっており、記事全体に反映されている」と評価した。
松野博一官房長官は11日の記者会見で、米誌タイムが岸田文雄首相を表紙として特集したことについて「世界の分断を防ぐ歴史的な役割を担う指導者との論調となっており、記事全体としてそうした説明が反映されている」と評価した。
おかしな内容があれば異議を申し立てるのは当然のことだが、政府が異議申し立てを行ったことを「圧力をかけた」と騒いでいる人たちがいる。
岸田総理が米「タイム」誌の表紙も「日本を軍事大国に」の見出しは、日本政府の“異議”申し入れで“変更”に
さすがである。自民党政権は国内外ともやることは変わらない。外交ルートで醜い圧力をかけたのだろう。正当な批判を受け付けない政権。恥ずかしい国にしてはいけない。 https://t.co/gMJiI71fO2
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) May 12, 2023
虚偽の内容の報道や悪意のある偏向報道に対する異議申し立ては「圧力」とは言わない。
では、泉代表のコレもテレビ朝日に対する圧力になってしまうのでは?
いやいや、これは私もそんな発言はしていませんので、流石にテレビ朝日に抗議します。twitterを通じてですが、ご指摘いただき有難うございました。 https://t.co/9kycJhyPLz
— 泉健太🌎立憲民主党代表 (@izmkenta) January 25, 2023
当然これは異議を唱えただけで圧力ではないが、小沢氏の主張だとこれも圧力になってしまうのでは?
しかも、冒頭記事には政府関係者は「修正を求めたわけではない」とある。だが、記事は訂正されたということはタイム誌が見出しと中身が異なっていると認めたということだ。
立憲民主党の小西ひろゆき参議院議員が産経新聞に対して行った「法的措置の言及」や「記事の訂正要求」といった攻撃的な行為こそ圧力ではないのか?ぜひ小沢氏は小西氏の件についても言及していただきたい。