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与那国町・糸数町長「台湾が中国に併合されてしまうということは、台湾海峡問題が実は与那国海峡問題に」台湾併合されれば「八重山住民は未来永劫、枕を高くして寝ることはできない」




与那国町の糸数健一町長が3日に開かれた「第26回公開憲法フォーラム」で、「できれば憲法9条2項を変え、交戦権を認めるよう改めてほしい」と主張したが(参考)、この他にも、武力行使であれ平和的統一であれ「台湾が中国に併合されてしまうということは、台湾海峡問題が実は与那国海峡問題になってしまうということだ」と危機感を示していることを八重山日報が報じた。

与那国町の糸数健一町長は3日、東京都内で開かれた憲法改正を求めるフォーラムで登壇し、日本最西端にある「国防最前線の島」としての立場から、防衛力強化を訴えた。
「台湾有事」の懸念が高まる中、中国が実際に侵略行為を開始すれば、台湾とわずか111㌔の与那国島は、まともに火の粉をかぶりかねない地理的環境にある。当事者である町民の声は貴重であり、糸数氏の発言は傾聴に値する。
糸数氏は、武力行使であれ平和的統一であれ「台湾が中国に併合されてしまうということは、台湾海峡問題が実は与那国海峡問題になってしまうということだ」と指摘した。
台湾が中国共産党の支配下に入れば、八重山の島々は、強権的な軍事超大国の支配圏と直接的に接することになる。
そうなれば八重山住民は子々孫々に至るまで、中国の軍事力に脅かされることになり、未来永劫、枕を高くして寝ることはできない。それは先の大戦以来、沖縄県民が一貫して希求してきた平和が失われることも意味する。
県民が台湾問題を他人事のように考えてはいけない本質的な理由は、糸数氏の発言を聞けばよく理解できる。

以下略 全文はソースで

引用元 【視点】与那国町長の訴え 傾聴に値する

現在、SNSでは2016年のプライムニュースで共産党の赤嶺政賢衆院議員が「中国の脅威は沖縄の人は感じないんですか?」との質問に「感じないですよ。どうやって感じるんですか?」と答えたことが話題となっている。

尖閣問題も沖縄県民にとって脅威のはずで、実際に尖閣付近で漁をするのは非常に危険な状況が続く。しかし、これは台湾有事が本格的に騒がれる前の発言だから百歩譲っていいとしても、共産党は今でも「中国の『脅威』を利用して、軍事力増強をはかる動きには断固として反対する」としているので、あまり認識は変わっていないのだろう。しかし、糸数町長が台湾が中国に併合されれば「八重山住民は子々孫々に至るまで、中国の軍事力に脅かされることになり、未来永劫、枕を高くして寝ることはできない」と指摘しているように、八重山の人々は中国の脅威を感じている。

玉城デニー知事も中国の脅威を軽視する発言や態度が随所で見られるが、やはり沖縄本島に住む人々と八重山住民とでは認識に溝があるのだろうか?

そうではなくて、共産党やオール沖縄勢力が特別なだけで、沖縄本島の人々も中国の脅威は感じているのだろうか。







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