発掘!感染症拠点&国際協力予算を潰した民主党政権の議事録!枝野代表は防衛省予算潰しで欠席、蓮舫議員も主査なのに一日欠席で有識者に丸投げ!まるで感染症に無関心だった枝野代表と蓮舫議員!!まさに戦犯!
先日ご紹介したように、「悪夢の民主党政権」は、感染症拠点&国際協力予算を潰した。しかも、それは当時の関連4学会が「一度潰したら二度とできない」「新興感染症から日本を守れない」と予言し、当時の国民世論の多くも反対したのに、それを押し切って潰したのである。(参考)
しかも、本丸の予算を半額にさせたのだ。
この事業仕分けは、行政刷新大臣の枝野氏とその下で仕分け人を務めた蓮舫議員の所業で有名だが、今、当時の議事録が発掘された。しかも、当時、枝野代表は専門外のはずの宇宙分野やら原子力やら防衛省の事業仕分けに参加し、そっちの予算を直々に潰していた。
そして、この大事な感染症関連予算については、「有識者」に丸投げして潰させ、それを主管大臣である枝野代表は、放置したのである。蓮舫議員はこの分科会の担当者なのにこの国民にとって重要な感染症対策関連の予算が審議された日は全部欠席という適当さだ。
どのようにして、関連4学会が「感染症の海外研究拠点は一度潰したら二度とできない」「新興感染症から日本を守れない」と抵抗した予算を、「悪夢の民主党政権」が潰したかを見てみよう。
感染症拠点&国際協力予算という重要な予算なのに議員の参加者は皆無で、「有識者」に潰させるという無責任!!枝野さん、蓮舫さん、なぜ欠席したの??答えは簡単。重要だと思っていなかったから!?
2009年11月17日、事業仕分け第三WGが開催された。ここで「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」と「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム」が事業仕分けの対象として、審査されることになったが、本来第三WGの主査である蓮舫議員は、この日全ての会議を欠席。
全体の監督である行政刷新担当大臣の枝野代表は、専門外のはずの宇宙分野やら原子力やら防衛省の事業仕分けに参加し、そっちの予算を直々に潰していた。
いかに民主党政権が感染症対策に関心がなかったことの証左だ。
そして、「有識者」たちが審議することになったのである。
これが感染症拠点&国際協力予算を潰した民主党政権の事業仕分けの議事録だ!!
まず、文科省が異議を唱えた。
感染症研究の支援センターにつきましては、来年度は 21 億円を要求しておりますけれども、各8拠点は基本的には大学が中心になって拠点を形成しております。したがいまして、まず第Ⅰ期において整備しました海外の研究拠点に対して、全体で約 17 億円を計上しております。
これは基本的には大学に行く経費でございます。
それから、来年度新しくインフルエンザにつきまして横断的なネットワークを構築することを想定しておりますけれども、これは現在この感染症のプログラムに参加している機関以外の国内の研究機関についても参加することを想定しております。
それに加えまして、来年度は理化学研究所に感染症の推進センターを現在の支援センターから格上げして設けますが、こちらに約3億円の経費を配分することを想定しております。
前回も紹介したが、民主党政権が21億円から削減した2億円の予算が、もっとも重要な本丸予算であったことがよくわかる。残した17億円の予算も重要だが、それは大学に行く予算であり、残り4億円でインフルエンザ研究の横断的ネットワークや理化学研究所の感染症研究部門を大きく強化する予定だったことがわかる。
この予算が半減されれば、事実上重要な対策関連の研究や施設費が削減され、無意味なことは明らかだ。こんなことで十分な研究ができると思ったのか?
さて、話を戻すが、いったいこれに対し、この腐れ「有識者」はどんな難癖をつけたのか。例えばある人間は、「もともとあるネットワークなら、これほどお金をかけなくてもできるのでは?」と珍説を披露した。
これに対し、文科省側は、「ネットワークがあったというのは個別の研究者の年一回程度の関係にすぎず、実際に現地に研究者を派遣して、今日本では使えないものを含む様々なウイルスを使ってアジアやアフリカで現地に拠点を作って研究を行うから必要なのだ」「感染症の研究そのものは、日本のラボで飼っている菌やウイルスだけを対象にしてやることは限界に来ている。」と反論している。
しかし、「有識者側」は「厚労省がやればいい、二重行政だ」「国民目線では、基礎研究だけで各国にこれだけの税金を全部つぎ込むのは理由にならない」「こういったセンターが無数にできてしまう」などと基礎研究や研究をバカにした意見をぶつけるだけだったのである。
結果、廃止が3名、来年度の予算計上見送りが2名、予算要求縮減が4名で、半額縮減が2名、2割縮減が2名というひどい採決が下り、その後、民主党政権の願い通り、予算は潰されたのである。21億円が19億円に削減され、もっとも大事な予算の4億円が2億円に半減させられたのである。
彼らが潰した「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」と「感染症研究国際ネット ワーク推進プログラム」予算は、日本ウイルス学会、日本細菌学会、日本寄生虫学会、日本感染症学会の4学会が「感染症の海外研究拠点は一度潰したら二度とできない」、「これでは新興感染症から日本を守れない」と猛抗議したものである。
しかも、国民世論も、この予算を守れという反応だったことが、その後の行政資料からも明らかになっている。
しかし、「悪夢の民主党政権」は、この予算を潰し、そして今、4学会が危惧したとおりの状態になっている。
もちろん、今回の事態が全て「悪夢の民主党政権」だとは言わない。しかし、感染症対策に関する事業仕分けを欠席して、「有識者」に任せて放置し、その後、予算策定でも学会と世論の反対を押し切って、予算削減し、今、学会の危惧通りになっていることの責任を取るべきである。
にもかかわらず、このことを無視し、平然と陽性の区別もつかないのに枝野代表らは感染症対策をうんぬん言っているのである。これこそまさに悪夢である。
彼らに感染症対策を議論する資格はない。今すぐ議員辞職して、責任を全うするべきだ。
そして国民の皆さんはしっかりと認識しないといけない。
立憲民主党は、「悪夢の民主党」と全く同じメンバーである。単に名前を変えただけで、この最悪集団は生き残っているのである。