共産党機関紙の赤旗、佐藤優氏を「官邸の代弁をしている」などと決めつけ、一方的な集中攻撃!! → 反対意見は何でも官邸の代弁なの??批判と指摘は違いますよね??
作家の佐藤優氏と言えば、元外務省の凄腕の情報分析官であり、かつて冤罪で逮捕されたこともあり、多くの知識を持つ“知の巨人”としても知られる。
政治的立場もリベラルであり、池上彰氏や山崎行太郎氏などの安倍政権に批判的な人々とも積極的に交流し、安倍・菅両政権に対しても是々非々で論評してきた。特に北方領土問題では批判することも多々あった。
そんな彼を、日本共産党機関紙の“しんぶん赤旗”が「官邸の代弁をしている」などと決めつけ、一方的な集中攻撃を行っているのだ。
これこそ言論抑圧、言論攻撃である。
共産党は恥を知りなさい!
共産党機関紙の赤旗、佐藤優氏を「官邸の代弁をしている」などと決めつけ、一方的な集中攻撃!!タイトルからして偏向を感じさせる!!
しんぶん赤旗は社会部長の名前で11月13日に佐藤優氏を大糾弾する異例の記事を掲載した。政党の機関紙が特定の人物を激しく攻撃する記事を掲載するのは、異例だろう。
その記事は、「フェイクの果ての「赤旗」攻撃 菅官邸を擁護する佐藤優氏の寄稿」などと言う内容だった。
タイトルからして突っ込みどころ満載だ。もしも佐藤氏が共産党や赤旗の主張に賛同するような発言をした場合、赤旗は「フェイクの果ての「赤旗」擁護 共産党を擁護する佐藤優氏の寄稿」などと書くのか?もしそう書くならばフェアであろうが、そんなことは絶対にない。
既にタイトルからして、赤旗を批判すれば“菅の手先”、擁護すれば“公平中立”と言う偏った考えが見て取れる。何とも偏狭な連中だ。
赤旗、佐藤優氏を徹底攻撃し、学問の自由を破壊する世論誘導しているなどと、激しく攻撃!!いつからまとめサイトになったの??
赤旗はタイトルだけでなく、本文でも佐藤氏への攻撃を展開する。
元外務官僚で作家の佐藤優氏が『文芸春秋』(12月号)への特別寄稿で、菅義偉首相による日本学術会議への人事介入を報じた「しんぶん赤旗」のスクープが、事態を混乱させた原因であるかのように書いています。
(中略)
その趣旨はこうです。
―「赤旗」に出なければ、任命拒否の内示を受けた時点で学術会議の山極寿一会長(当時)がすぐにかけ合えば、「官邸と学術会議の間で交渉の余地はいくらでもあった」。
―菅首相や官邸中枢が主導的な役割を果たしたと思えず、“もらい事故”だった。
―菅首相には「学問の自由」に介入する意図はなかった。
赤旗はこのように総括した上で佐藤氏への批判に取り掛かる。
事実はどうか。山極氏の会見(10月1日)によると、任命拒否の連絡があったのは9月28日の夜です。会長退任の2日前でした。理由について内閣府に聞くと、返事は「いっさい答えられない」。そこで山極氏は文書で菅首相に返答を求めたものの、任期中に返事がなかったといいます。
「赤旗」のスクープは10月1日付です。つまり記事が出る前から、山極氏は菅首相に説明を求めていたのに、官邸からは返答がなかったのです。官邸はもともと学術会議に「交渉の余地」を与えていなかったといえます。
赤旗はこのように「佐藤氏の主張は事実誤認」と指摘するが、山極氏はそれまでの慣例であった多めに候補を掲載することをせず、しかもこの時に丁寧に6人を選ぶべき理由を説明していない。実際、山極氏も「会長であった私がきちんと交渉すべき問題だった」などと語っている。(参考) しっかりと会長本人が、自分がちゃんと交渉していないと認めているのだ。
そしてさらに赤旗の攻撃は続く。
佐藤氏を知るメディア関係者は、「官邸の代弁をしている」といいます。
これはひどい印象操作だ。佐藤氏を知るメディア関係者と謎の人物が登場しているが、一体どこの誰なのか。具体的な事例もなく、官邸の代弁をしているなどと決めつけるのは誹謗中傷だ。昨日フェイクニュースの見分け方をご紹介したが、まさにこの書き方がフェイクニュースの典型だ!(参考)
こう言う前置きを自民党や公明党の機関紙が行って攻撃したら、それを赤旗は許すのか?絶対に許さずに激怒するであろう。
佐藤氏は「赤旗」スクープについても、「官邸からすれば、これは“スクープ”ではなく、“情報漏洩(ろうえい)”」と述べ、情報源が学術会議事務局員だと官邸目線で決めつけています。
スクープの端緒は、松宮孝明・立命館大学教授が、任命拒否されたと9月29日にフェイスブックで公表したことです。この事実について「赤旗」は隠していませんし、公表もしています。
意味不明だ。
上記を見ればわかるように松宮教授のFacebook投稿では、ご本人の件しか書いておらず、他にもいるようだとしか書いていない。しかし、10月1日の赤旗の記事を読むと「複数の関係者が他にも安保法制に反対した学者が任命拒否された。」と書いてあり、情報漏洩があったことを伺わせている。
つまり赤旗こそフェイクニュースで佐藤氏を攻撃しているのだ。
それに佐藤優氏は、官邸の立場からすればと官邸の立場を紹介しただけなのに、官邸の考えを読者に紹介したのに、官邸の犬扱いとは酷すぎる。韓国の意見を紹介したら、韓国の犬呼ばわりする極右と同じ発想としか思えない。官邸としても迷惑な話だろう。
赤旗は「根拠を示さず、事実をゆがめて、政権の行為を正当化する―。典型的なフェイクニュースの手法です。学術会議問題では、与党政治家らがネットでデマを流し、あたかも会議側に問題があるかのように“世論誘導”をしています。佐藤氏の寄稿も、それらと同一線上にあります。」などと締めくくっているが、一評論家に対し恐るべき個人攻撃だ。そしてその論表こそまさに赤旗自体に当てはまることなのだ。
政党の機関紙が、有権者でもある一評論家に言論弾圧を行うとは、恐るべき事態だ。赤旗は、この記事を取り下げるべきであろう。
そして皆さんにご認識いただきたいのは、赤旗こそフェイクニュースの鏡なのである。そのフェイク情報に気をつけましょう!