仰天!川勝知事が「警戒レベル4」なのに、「宿泊料金の割引」や「GoToイート」の再開を大発表!!なぜ今なの??なぜGoTo批判したの??なぜメディアは批判しないの??
川勝知事の新型コロナ対策が迷走していることは常々指摘させてもらっている。
川勝知事と言えば、2月12日に専門病院の設置などを提言された際に「専門の病院までは考えたことがなかった」と呑気なことを述べていた。(参考)
川勝知事の杜撰な新型コロナ対策のおかげで、浜松医療センターにクラスターが発生して、全ての病院機能を一旦停止する事態となった。(参考)
浜松のような大きな都市に新型コロナ専門病院が設置されていればこのような事態も避けられたのではないだろうか。
また、川勝知事は「感染拡大緊急警報は継続する!一方で不要不急の外出自粛要請を終了する!」といった迷走ぶりを見せたばかりだが、この度、また同じような迷走ぶりを見せた。
川勝知事、「今こそしずおか元気旅」「GoToイート」再開を大発表!!!
川勝知事によると、静岡県の感染状況は落ち着いているので「今こそしずおか元気旅」キャンペーンを8日から再開すると発表した。
静岡県内の新型コロナウイルス感染が抑制傾向にあることを受け、川勝平太知事は5日、県民限定で県内での宿泊料金などを割り引く「今こそしずおか元気旅」キャンペーンを8日から再開すると発表した。同時に、政府の飲食業支援策「Go To イート」発行済み食事券の店内飲食での利用も解禁する。
首都圏1都3県の緊急事態宣言は7日には終わらず2週間延長されるが、県内の直近1週間の感染者数は前週の7割に抑えられている状況を踏まえ、川勝知事は臨時記者会見で「地域差はあるものの(感染は)全体として落ち着いているので再開できる」と述べた。
確かに感染状況が落ち着いたのであれば、経済を活性させるのは当然のことだ。今度は知事らしいまともな判断を下したのではないかと思うが、むやみに信じてはいけないのが川勝知事だ。
本当に大丈夫?静岡県の感染状況は「警戒レベル4」
冒頭で紹介した浜松医療センターのクラスター発生。本当に静岡県は大丈夫なのか?と思い、静岡県の公式ホームページを確認してみた。
ご覧の通り、3月12日の時点で静岡県は「警報レベル4」としていて、「感染の鎮静化に向け、徹底した感染予防行動の継続が必要」と、呼びかけている。
では、静岡県の警戒レベル4とはどんなものなのかご覧いただきたい。
静岡県独自の警戒レベルによる、県内移動に関する行動制限には
・施設での感染予防対策を徹底
・感染リスクの高い行動を回避
・必要に応じて訪問自粛などの行動制限
とされている。
これらを見る限り、まだ気が抜ける段階では到底ないのだ。本当に新型コロナを抑え込む気があるのだろうか?
川勝知事「今県民を助けたい」では、なぜ国へ緊急事態宣言を要望しなかったのか?
川勝知事は、このような状況での経済活動再開について以下のように述べていた。
宣言延長にもかかわらず事業を進める理由について川勝知事は「打撃を受けている人たちをいま助けねばならない。県民による助け合いを集中的にやりたい」と述べ、延長で首都圏からの人の移動が見込めないからこそ県民によって地域経済を回したいとの考えを強調した。
そこまで思っているのなら、あれほど市町村長らが要望した、国への緊急事態宣言の要請をなぜ跳ねのけたのか???理解に苦しむ。
川勝知事のくだらないプライドによって困窮にあえいでいるのは県民だ。限界に追い込んだのは川勝知事自身ではないか!!!
しかも、川勝知事は「GoToトラベル」の全国一時停止について、「いつ止めるのかと思っていた」と後手に回ったとの批判を述べていた。(参考)
そのような人物が、今更県民のためと言ってもパフォーマンスにしか聞こえない。