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川勝知事「国難の危機乗り越える」「県民の命と生活を守る」と県議会で大力説!!勝手に自分だけ帰省した貴殿にその資格はありますか???

医療従事者からではあるが、新型コロナワクチンの接種が始まった。東京都の新規感染者も減少傾向にあり、いよいよ全面的な緊急事態宣言の解除も見えてきた。

だが、緊急事態宣言が解除されても、コロナの脅威が去るわけでなく、気を緩めるわけにはいかない。

そんな中、静岡県議会が2月18日に開会され、川勝平太知事が「国難の危機乗り越える」「県民の命と生活を守る」と力説した。

静岡県議会がスタート!川勝知事は「国難の危機乗り越える」「県民の命と生活を守る」と力説するが、違和感があるのはナゼ?

静岡県議会で、川勝知事は以下のように述べた。

<川勝平太知事>「新型コロナウイルス感染症との闘いは1年近く続いております。この国難とも言うべき危機を乗り越えるべく、感染防止対策の徹底により感染を抑え込み、県民の皆様の命と生活を守っていく決意であります」

(中略)

<川勝平太知事>「静岡県が新しい時代の幕を開けるという気概を持って、ウィズコロナ・アフターコロナ時代の先導的な地域づくりを進めてまいります」

(出典 SBS)

引用元 静岡県議会がスタート 川勝知事「国難の危機乗り越える」

上記の川勝知事の発言に問題がある訳ではない。知事としては至極まっとうなことを述べている。しかし、川勝知事が述べると違和感しかない。それは、これまでの川勝知事の姿勢に問題があるからだ。

では、川勝知事のこれまでの発言や行動を振り返ってみよう。

① 県民には帰省の自粛を命じながら、自分は悠々と軽井沢に帰省

川勝知事は、昨年末に静岡県民とその出身者に帰省を自粛するように促しておきながら、当の本人は軽井沢の実家に優雅に帰省。(参考

そして、発覚すると身勝手な言い訳で誤魔化そうとした。(参考

しかも、自らは帰省しておきながら「県内の感染拡大は、県民の帰省が原因だ!」と、県民の帰省を非難するというオマケ付きだ。(参考)

そもそも、国難と捉えているのにノコノコ帰省できることが不思議でならない。危機感と責任感がないと自白しているようなものだ。

② 理解不能「感染拡大緊急警報は継続する!」→「でも、不要不急の外出はしていいですよ」

川勝知事は「感染拡大緊急警報は継続する!」と言いつつも「不要不急の外出自粛要請を終了する!」と摩訶不思議なことを言い出した。(参考

危機感があるのかないのか、理解不能なのがこの件だ。

(出典 静岡放送)

本来、緊急事態宣言と不要不急の外出を控えることはセットでなくてはいけないはずだが、川勝知事は、県民に外出許可を与えてしまった。危機意識の強い静岡県民だから、今も感染が減少傾向にある。静岡県民はさぞ困惑しただろう。

③「新型コロナ専門病院について、今まで考えていなかった!考える時期がきた!」呑気すぎませんか?

医療従事者等から、更なる新型コロナ対策として、新型コロナ専門病院の設置を求められた川勝知事だが、提言に対する発言が驚愕。「専門の病院までは考えたことがなかったわけですが、これはもう考えるべき時期にきたなと思っております。その検討を始めようと、始めるように指示しております」と述べた。(参考

(出典 FNN)

今まで何をしてきたのだろうか?新型コロナが日本に上陸して、どれだけの時間が経過したと思っているのだろうか?東京都と大阪府はもちろん、静岡県をはさむ神奈川県と愛知県も新型コロナ専門病院は設置済みだ。それを川勝知事は「考えたことがなかった」などと、よくも恥ずかしげもなく言えたものだ。如何に危機感がないのかがわかる。

④ 静岡県の全市町村長が緊急事態宣言を要望するも、川勝知事「緊急事態宣言は無理筋の話。どうせ国が蹴る!」と一蹴

(出典 SBS)

新型コロナに対して、危機感を感じる静岡県の市町村長は、川勝知事に緊急事態宣言を要望するのだが、川勝知事は「無理筋の話」「どうせ国は蹴る」などと、知事にあるまじき発言をしていた。(参考

(出典 SBS)

川勝知事は「ステージ4に至っていない」というが、市町村長らは「ステージ4になる前に食い止めなくてはいけない」と訴えた。

(出典 SBS)

静岡県の緊急事態宣言は、医師からも専門家会議からも迫られていた。(参考

しかも、市町村長らの訴えは、ステージ何という話ではない。新型コロナで打撃を受けた医療体制と経済を救って欲しいという要望だ。


このように、これまでの川勝知事を振り返ると、議会での発言がどれだけ薄っぺらなものであるかがよくわかる。違和感を覚えるのも当然だ。

言行不一致とはまさにこのことだ。

コロナ対応で何かと批判されている小池東京都知事や吉村大阪府知事。そして、黒岩神奈川県知事、大村愛知県知事など、全国を見渡してもこれほどひどい知事は見当たらない。

川勝知事は、リニア反対の情熱を少しは新型コロナに向けるべきだ。

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